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新ターミナルデザインは「アオザイ型」、タンソンニャット国際空港

2022年07月18日(月)11時33分 公開
新ターミナルデザインは「アオザイ型」、タンソンニャット国際空港

〈写真:VnExpress〉

 

ホーチミン市のタンソンニャット国際空港に新たに建設されるT3旅客ターミナルは、ベトナム女性の伝統的な衣装の「アオザイ」を模したデザインで設計される。

 

22の民間空港を運営するベトナム空港公社(ACV)によると、アオザイを模した新ターミナルのデザインが決定され、今四半期中に建設業者の入札を開始する予定である。

 

新ターミナルは空港内に建設される複合商業施設のセントラルガーデンに向かって伸びる曲線の屋根を持っており、公園、高台の広場、湖、垂直庭園などを組み合わせて、通風と採光を確保するように設計されている。

 

今回の増築によって既存のターミナルの過負荷を軽減し、年間2000万人の乗客を収容する予定である。

 

総工費は10兆9900億ドン(約647億円)の見込みで、ベトナム政府が95.4%を所有する株式会社であるACVが全額の資金提供を行う。

 

ファム・ミン・チン首相は先週の会議で国防省に対して、ターミナル建設に向けて16.05ヘクタールの土地をACVに譲渡するように指示した。

 

2024年9月に新ターミナルのオープンが計画されており、第3四半期に作業が開始される予定である。

 

ベトナム最大の空港である同空港は繁忙期には、1日に840〜850便、13万人の旅客を扱う。長年にわたって過負荷状態にあり、滑走路や誘導路のアスファルトには目に見えるひび割れや変形、沈下が発生している。

 

同空港は2020年までに年間2500万人という設計能力に対して、2017年から年間3600万人の旅客に対応している。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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