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ビザ発給拒否を受け、新パスポートに出生地情報を追加へ
2022年08月10日(水)09時21分 公開
<写真:VnExpress>
トー・ラム公安省大臣はベトナムの新パスポートに出生地に関する情報の追加を行うことを明らかにした。
国会議員に送られた報告によると、当局と関係者はヨーロッパの国が新パスポート所持者へのビザ発給を拒否した事実についての議論を行い、新パスポートには本籍地情報が非記載であり、現地当局による本人確認が困難であるとの結論に至ったという。
公安省は外務省との間で新パスポートに出生地の情報を手作業で追加することで合意がなされ、長期的には新パスポートに出生地が含まれるように調整が行われる。
国際民間航空機関(ICAO)の規定では出生地の記載は絶対条件ではなく、ベトナムの「ベトナム国民の出入国に関する法律」に従って新パスポートには出生地の記載がされていない。
ドイツとスペイン、チェコ共和国はベトナムの新パスポートが出生地に関する情報を持っていないとしてビザの拒否をしていた。
その後、ハノイ市のスペイン大使館は8日、ビザ申請者が出生地を確認するための有効な身分証明書を一緒に持参することを条件に、ベトナムの新パスポート受け入れを表明した。
ベトナムの新パスポートは今年7月1日から使用されており、緑色の表紙の旧パスポートは期限が切れるまで有効となる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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