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農村で違法な医療廃棄物埋立地を発見、ホーチミン市の男性が関与か
<写真:tuoitrenews>
ベトナム中央高原地方ダクノン省当局は1日、ダクルラップ郡キエンタインコミューンで違法な医療廃棄物埋立地が発見されたことを明らかにした。
地元報道機関によると、同埋立地にはナイロン臭や煙臭、悪臭が漂っており、プラスチック製の医療器具や針、医療用パイプ、X線フィルム、プラスチック容器の残骸が散乱している。
同コミューン人民委員会には、トラクターが運ばれてきた黒い固形廃棄物を空き地に埋めているとして通報が行われていたが、当局が確認に訪れた際にトラクターは既に立ち去っていた。
この場所は森林と耕作地に接しており、人通りがほとんどない。
当局の捜査で、8月にホーチミン市から来た「ギア」と名乗る人物が同コミューン在住のトゥイさんからショベルカーを借り、運転手を募集していたことが明らかになっている。
ギア容疑者はトゥイさんに「ショベルカーは地面に微生物を埋めて堆肥を作るために使用する」と伝えており、ホーチミン市出身のグエン・ヌー・ホアンという人物に作業の監督をさせたていた。
ホアン容疑者はショベルカーの運転手に指示を出し、8月19日〜23日の間に総面積約400平方メートルの場所へトラクター5台で運び込まれた固形廃棄物70トン以上を埋設した。
ホアン容疑者はすでに埋立地を離れており、当局はまだギア容疑者の捜索を始めていない。
医療廃棄物が投棄された土地の所有者はダン・ホアン・ラムさんと確認されているが、ラムさんが同コミューンを訪れることはあまりないという。
ダクノン省保健局のトラン・クアン・ハオ副局長によると、ダクルラップ郡の全民間医療施設と保健センターは2つの廃棄物処理炉を使用しており、厳しい監督の下で適切な廃棄物処理過程を経ている。
今回問題となっている医療廃棄物は省外から持ち込まれたものである可能性が高い。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。