ハノイ市でデング熱が急増、年初から9人死亡

2022年10月31日(月)08時29分 公開
ハノイ市でデング熱が急増、年初から9人死亡

〈写真:TuoiTre〉

 

ハノイ市保健局の報告によると、同市ではデング熱が急増しており、今年に入ってから8500人近くの感染と9人の死亡が確認されている。

 

今年の患者数は死亡例がなかった2021年の同時期と比べて3.2倍となっており、ハノイ市における2022年全体のデング熱患者数は2019〜2021年の平均を上回る可能性がある。

 

今年のデング熱のピークは11月中旬になる見込みとなっている。

 

こうした状況を受けて保健省はデング熱の流行を局所化し、適時かつ効果的に処理するために、治療施設や地域社会でデング熱を早期発見するための対策を強化するように要請した。

 

デング熱は蚊に刺されることで感染するため、蚊に刺されない様に対策することや水の流れが悪い場所などの生息地を最小限にすることが最も効果的な予防策である。

 

デング熱の典型的な症状は2日〜7日間の高熱と点状出血、歯肉や鼻の出血、あざといった兆候を伴う。また、体のだるさや風邪気味、激しい腹痛、継続的な嘔吐、粘膜出血、吐血、血尿、黒い便が出るといった症状がある場合には早急に病院での診療を受ける必要がある。

 

 

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