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不動産市場関係者:今後さらなる市場の下落を予想
<写真:VnExpress>
不動産業界関係者によると、不動産市場の下落は始まったばかりであり、来年にはさらなる下落が予想されるという。
ベトナム南部の中古不動産市場ではここ数週間にわたって資金難に直面した投資家が15〜20%の割引を適用して物件を販売し、多くの不動産開発会社が10月から一括で支払うアパートやヴィラの購入者に対して40〜50%の値下げを提供している。
先週開催された不動産市場フォーラムでは、多くの投資家から「市場は底を打ったかどうか」という質問が寄せられ、投資コンサルタント会社「Mogin Holdings」のルオン・ディン・トゥイ・ヴァン代表は「多くのデベロッパーや売り手が赤字で販売していると主張しているが、実際に価格はそれほど下がっていない。底を打ったとは言い難い状況である」と回答した。
同代表は現在の値引きに関し、資金繰りに窮した売り手が利幅を削っているだけのように見えると指摘する。
また、「投資家は引き続き市場を観察し、他国の価格と比較する必要がある。人に勧められて直ぐに購入してはいけない。現状は現金の所有に勝るものはなく、投資家は法的根拠のある物件のみを購入し、リスクがある未完成プロジェクトは避けるべきである」と助言した。
不動産開発会社「Viet An Hoa」のトラン・カイン・クアン代表によると、今年の暴落は始まりに過ぎず、来年は価格が現状の半分になることが予想されているため、ローンによって投資をしている人は今後数年間で財政難に見舞われる可能性が高いという。
デベロッパー「Phu Vinh Group」のファン・コン・チャン代表は、FRBの政策決定や土地法の変更、信用規制や社債発行の管理強化といった来年の不動産市場に影響を与える不確定要素が多くあるため、投資家は慎重になるべきであると指摘した。
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