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ハノイで文化関連の罰則決議、不適切な場所での線香に罰金
<写真:Tuoi Tre>
ハノイ市人民評議会は8日、不適切な場所で線香や奉納物を燃やすことをはじめとし、文化分野における行政違反罰則を規定する決議を採択した。
違反に対する罰則は40万ドン〜100万ドン(約2320〜5800円)までの罰金となっている。
ベトナムでは祭りや宗教的な行事の際に、多くの人が自宅や仏塔・寺院で線香や奉納物を燃やす習慣に従っており、燃やした奉納物(紙幣や衣類等)が故人の元へ届くと信じられている。
しかし、現代ではこうした行為が環境汚染を引き起こすとして問題視されはじめている。
関連する規定として、決議には祭りの組織を利用して利益を得たり、迷信的な活動に参加したりした人に対する600万ドン〜1000万ドン(約3万4810〜5万8020円)の罰金が明記されている。
他には文化分野における行政違反として、わいせつ・堕落した内容の写真などを展示した場合には1000万ドン〜2000万ドン(約5万8020〜11万6040円)の罰金、わいせつな性質の活動や暴力の扇動、淫乱な行為を取り上げた人には6000万ドン〜8000万ドン(約34万8120〜46万4160円)の罰金が決議された。
また、ストリップダンスの主催者は8000万ドン〜1億ドン(約46万4160〜58万円)の罰金となる。
暴力を扇動する芸術パフォーマンスやコンテスト、フェスティバルの参加者には5000万ドン〜6000万ドン(約29万〜34万8120円)の罰金が科され、歴史や独立、主権、領土の完全性を歪曲する芸術パフォーマンスやコンテスト、フェスティバルの参加者にも同様の罰金が科される予定となっている。
他には、小学校や中学校、高校から200m未満の場所でインターネットに接続しないビデオゲームサービスを運営した場合、600万ドン〜1000万ドン(約3万4810〜5万8020円)の罰金が課される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。