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有害メディアのブラックリスト作成、広告利用企業には罰金制裁
<写真:VnExpress>
情報通信省は有害なウェブサイトやソーシャルメディアアカウント、その他のコンテンツチャンネルに関するブラックリストを作成し、一覧に含まれる対象に広告を出稿した企業に対して罰金を科すという発表を行った。
同省は11月30日に開催されたインターネット広告に関する会議で、企業が法律に反するウェブサイトや他のコンテンツチャンネルに広告を出稿し、コミュニティに悪影響を与え、クリーンなコンテンツを提供する他のチャンネルとの不公平な競争を生み出していると指摘した。
法律に違反するウェブサイトやソーシャルメディアアカウント、コンテンツチャンネル、コミュニティページ、またはコミュニティに悪影響を与える無意味なコンテンツをホストしているサイトがブラックリストの対象となる。
同省によると、先月に貧しい老人に対して軽蔑的な言葉を使った動画を公開・炎上した60万人以上のフォロワーを持つTikTokチャンネル「No O No」の様なアカウントもブラックリストの対象となり、こうしたチャンネルに広告を掲載した企業は法律違反として相応の罰金を科されることになる。
また、情報通信省に登録したウェブサイトやアカウント、認可された新聞、ジャーナル、ニュースサイト、ソーシャルメディアの「ホワイトリスト」の作成も予定されている。
同会議に出席した広告主は「ブラックリスト」と「ホワイトリスト」作成の必要性に同意するとともに、「ホワイトリスト」の対象が数時間内に「ブラックリスト」に登録される可能性があるため、全ての関係者が明確なポリシーと時間枠を持つ必要があると指摘した。
「ブラックリスト」と「ホワイトリスト」の作成は2023年から開始する予定とされている。
同省のグエン・タイン・ラム担当副大臣によると、ベトナム国内外の企業にとってインターネット上での広告は必要不可欠なものになっているが、企業やブランドは広告が表示される場所を正確に確認できないため、一定のリスクを伴っている。
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