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ベトナムのインターネット接続、依然として低下状態が継続

2023年02月14日(火)10時33分 公開
ベトナムのインターネット接続、依然として低下状態が継続

<写真:VnExpress>

 

ベトナムの通信各社が10日に国際インターネット・アクセスが回復することを発表したが、依然としてピーク時には接続速度が低下した状態となっている。

 

ハノイ市コウザイ在住のフォンさんによると、先週末にはWi-Fiの接続速度が改善したが、モバイル4Gの接続速度が悪化し、先々週までとは正反対の状態になった。

 

Facebook等のアプリ使用時には画像が完全に読み込まれないことが頻繁にあり、リンクを開く際には数秒待たされることがあるという。

 

10日に通信各社と情報通信省の会合が開催され、通信各社は事業者間でのデータ共有により国際インターネット接続の速度低下問題を解決すると約束した。

 

一部インターネットユーザーからは接続速度改善の報告も寄せられているが、依然として「接続が不安定」という声が大きい。

 

ベトナム電気通信庁のグエン・ホン・タン長官によると、ベトナムの海底ケーブルのデータフロー量は18.7Tbpsであり、そのうちの60%は通常運用に使われ、残りは予備に回される。現在は海底ケーブルの4/5に問題が生じているため、データフロー量は通常時の25%の状態となっている。

 

10日以降は通信各社が特定の技術的手法を適用し、陸上経由のインターネット接続によって接続の安定化を図っているという。

 

情報省によると、接続ピーク時における顧客のデータ使用量は許容可能な国際データ量の90%を超過してはならないが、先週末には特定の通信各社で利用データ量が90%の閾値を超過していた。

 

12日までにVNPTのデータ使用量はサポート可能な国際データフロー量の95%に達し、Viettelの数値は96%に達している。

 

VNPTは陸上ケーブルを使用するデータフローの追加購入をパートナーと交渉しており、今後1〜2週間で接続が改善する見込みである。Viettelも同様にデータの追加購入を進めているという。

 

ベトナムの通信各社によると、現状は失われた国際データフローの約50%を補完した状態となっているが、陸上ケーブル経由の場合は海底ケーブル経由よりも長距離のデータ転送となるため、接続が遅い状態が継続する可能性がある。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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