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ホーチミン市各ビジネス協会、人民委員会へビザやインフラ改善を要望
<写真:Tuoi Tre>
22日、ホーチミン市人民委員会のファン・ヴァン・マイ委員長は各国のビジネス協会との会談を実施し、観光産業やインフラ事業、新型コロナウイルス規制に関する意見交換を実施した。
在ベトナム欧州商工会議所(EuroCham)のアラン・カニ会長によると、ホーチミン市は周辺地域の主要な観光地になる大きな可能性を秘めているが、観光産業が成長の勢いを維持できるようにビザ政策を改正することが重要である。
また、同会長はマイ委員長に対し、「多くの外国人入国者がタンソンニャット国際空港で理不尽な取り決めによって何時間も浪費し、不快な経験をしたと苦情を寄せている」と伝えている。
同国際空港にはビジネスクラスの乗客や投資家、MICE観光客向けのレーンが設置されず、パンデミック前の3ヶ月マルチエントリービザ政策も停止したままである。
在ホーチミン米国商工会議所(AmCham)のジェームス・オーレン氏は、ホーチミン市のインフラが生産と観光活動の妨げになっていることを強調した。
新規投資家を誘致し、既存の投資を維持・発展させるためには、同市が投資環境の改革に注意を払うべきであり、公正で透明性があり、予測可能である好ましい投資環境を構築するべきである。
AmChamの所属企業はホーチミン市の交通インフラ施設改善計画を非常に重視しており、経済圏間の接続性を高めるために地域供給回廊の一部として実行され、加速されるべきであると考えているという。
建設中のロンタイン国際空港やカットラット港、カイメップターミナルへの道路混雑緩和が非常に重要である。
在ベトナムオーストラリア商工会議所(AusCham)の代表は、「マスクを付けた接客は旅行者に不親切な印象を与える」として、レストランやホテルの従業員にフェイスマスク着用を強制する規制の撤廃を提案した。
マイ委員長は同提案に対し、「ホーチミン市は企業にとって最も有利な条件を作り出すため、規制撤廃に関する提案を検討し、保健省に報告する」と回答している。
また、同委員長はホーチミン市が東南アジア地域における医療観光の目的地になることを目標としており、人材への投資を進めていることを明らかにした。
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