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ハノイの小学生72人が食中毒で入院、遠足の昼食が原因か

2023年03月30日(木)13時39分 公開
ハノイの小学生72人が食中毒で入院、遠足の昼食が原因か

<写真:VnExpress>

※追記:児童の数を73人から72人に修正しました。

 

28日、ハノイ市タインスアン区にあるKim Giang小学校の児童72人が、食中毒の兆候で入院した。

 

同日朝に同校の1年生と2年生の児童915人は、ザーラム郡にあるCanh Buom Xanh公園へ遠足に出かけ、昼食に学校の食堂が用意したチャーハンやフライドチキン、フライドポテト、スープ、クッキーなどを食べたという。

 

また、児童は移動中に公園から提供されたペットボトルの水や、持参した菓子類や飲み物も摂取していた。

 

同日午後2時頃に児童が学校に戻ると、数人の児童に腹痛と嘔吐、2人に下痢の症状が見られた。

 

3時間後の午後5時頃には数十人の児童が嘔吐や吐き気、腹痛、下痢の症状を呈し、中には発熱を訴える児童もいたという。

 

その後、地元当局によって合計72人の児童が食中毒で病院に入院する必要があることが確認された。
 

29日正午時点で58人が退院しており、残りの児童の容態は安定しているという。

 

警察は同校の食堂に食材を提供した会社が、同市ドンアン郡に本社を置くグリーン・スター・フード社であることを明らかにしている。

 

同社によると、28日朝に生ものを加工し、学校の食堂で調理してもらい、午前9時45分に車で料理を公園へ届けた。輸送の際、料理は密閉されたステンレス製の容器に入れられていたという。

 

同校の食堂と同社は食品安全に関する法的な記録を所持していた。

 

ハノイ市の食品安全衛生局は、児童の昼食で提供された食品や嘔吐物のサンプル、公園の食品からサンプルを採取して検査を行っており、同校の食堂は現在営業停止となっている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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