100年以上の歴史を持つホーチミン市庁舎、連休に初の一般開放

2023年04月24日(月)10時02分 公開
100年以上の歴史を持つホーチミン市庁舎、連休に初の一般開放

<写真:Tuoi Tre>

 

築114年のホーチミン人民委員会庁舎が、南部解放記念日とメーデーの連休の始まりである29日と30日に初めて見学者に開放される。

 

両日ともに見学時間は午前8時〜午後12時と午後2時〜午後5時で、見学希望者は22日〜26日の間に同市観光局で事前登録を行う必要がある。

 

見学は1時間のツアーで、建物の歴史、建築の見どころ、各部屋の機能などを35分かけて学ぶ内容となっている。

 

初となる見学開放には、外国人観光客へ国宝級のモニュメントを紹介し、友好的で開放的な都市としてのイメージをアピールする取り組みの一環である。

 

ホーチミン人民委員会庁舎は、フランス人建築家Femand Gardesによって設計され、1889年に着工し、1909年に完成した。

 

2020年には文化スポーツ観光省が国の建築遺物として認定している。

 

 

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