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ベトナムで広まる電子タバコ、違法薬物が含まれるケースも
2023年04月28日(金)13時13分 公開
<写真:VnExpress>
ベトナム保健省のチャン・ヴァン・トゥアン副大臣によると、一部の電子タバコの溶液には多くの新しい刺激物や薬物が混合されており、使用した電子タバコ喫煙者を中毒に陥らせている。
こうした電子タバコは国外から密輸された後にソーシャルメディア等で広く販売され、多くの若者が購入しているという。
中には覚醒剤や新薬が含まれたものもあり、実際に薬物と混合された電子タバコの使用によってバクマイ病院毒物管理センターに緊急搬送されたケースも多い。
同センターのグエン・チュン・グエン博士によると、年初〜現在までに中毒患者から提供された電子タバコサンプルのうち、13から薬物成分や合成大麻が検出されている。
また、電子タバコには多くの香料や化学物質が含まれているが、中毒性のある物質も混合されており、過剰なニコチンや検出が難しい薬物が混合されることもある。電子タバコの喫煙は喫煙しない場合と比較して薬物使用リスクを3.5倍高めるという。
公安省の麻薬犯罪捜査警察部第5課のグエン・ミン・クオン副長によると、2022年には薬物が混合された電子タバコの溶液やハーブに漬け込まれた麻薬等が多く摘発されている。
売買の容易さが若者の電子タバコ使用率を上昇させており、34の省・市を対象とした保健省による2020年のタバコ使用に関する調査では、男女とも電子タバコの喫煙率が2015年と比較して18倍となったことが明らかになった。
保健省は電子タバコや加熱式タバコを含む新しいタバコ製品の禁止を提案し、専門家も可及的速やかに規制を導入し、市場への流通を防止することを提案している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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