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ベトナムで過去最高気温を記録、5月は例年より暑い見込み
<写真:VnExpress>
国立水文気象予報センターによると、6日午後にタインホア省クアンホア(Quan Hoa)郡ホイスアン(Hoi Xuan)街区でベトナムで過去最高となる44.1℃の気温が記録されていたが、7日にはゲアン省で記録を更に上回る44.2℃の気温が記録された。
今年以前までの過去最高気温は2019年4月20日にハティン省フオンケ(Huong Khe)郡で記録された43.3℃であった。
6日にはホアビン省のラックソン(Lac Son)監視所とゲアン省の一部地域の気温が43℃を上回り、ハノイ市の2地域とクアンチ省、ラオカイ省、ハザン省、ニンビン省、クアンビン省、フーイエン省といった北部と中部の17省が40℃超えを記録した。
残りの地域の気温は35〜39℃であった。
同センターのグエン・バン・フオン気象予報部長によると、西の熱波とフェーン現象の影響によって5月で最も強い大規模な熱波であった可能性がある。
現在は寒波が北上しており、西からの熱波が弱まっており、北部・中部の暑さは14日以降に軽減される見込みとなっている。
気象予報サイトのAccuWeather によると、ハノイ市の気温は22~27℃の範囲になることが予測されており、今後数日間で35℃まで上昇し、週末には再び低下する可能性がある。
同センターは国内で暑い日が続き、湿度が低い状態が続くため、電力需要の増加による火災や爆発、森林火災のリスクが高まることを警告している。暑い気候が脱水症状や疲労困憊、熱中症などを引き起こす可能性もある。
ベトナム国内における5月の気温は例年平均よりも0.5~1℃高くなることが予想されており、特に北西部では1.5℃高くなる見込みとなっている。
また、エルニーニョ現象の影響によって北部および中部地方は暑くなり、暴風雨が少なくなることが予想される。
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