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ハノイ市の水道料金、7月から値上げを検討
<写真:VnExpress>
ハノイ市財務局が同市人民委員会に提出した内容では、同局が7月以降の水道料金値上げを求めており、更なる値上げのロードマップを計画している。
同局によると、今年の水道料金を最初の10㎥を1㎥あたり5973ドン(約34円)から7500ドン(約43円)に引き上げ、来年は8500ドン(約49円)に引き上げるべきであるという。
次の10㎥については7052ドン(約41円)から8800ドン(約51円)へ、来年は9900ドン(約57円)への引き上げを提案している。
これらの値上げ提案は家庭用消費に関するものであり、企業向けには最初の10㎥を1㎥あたり2万2068ドン(約127円)から2万7000ドン(約155円)へ引き上げることを要望しているという。
複数の機関の調査によると、同市繁華街では一家で月平均10〜16㎥を消費していることが明らかになっており、値上げが承認されれば月々1万5000〜2万6000ドン(約86〜150円)の追加料金を支払わなければならない。
また、郊外では一家で6〜8㎥を使用するため、支出は1万〜1万3000ドン(約58〜75円)上昇する。
同局によると、同市では過去10年間にわたって価格が据え置かれていたが、賃金や電気料金の上昇によって水の処理・供給コストが上昇している。
しかし、値上げ後にハノイ市民が支払う金額は最初の10㎥で7万5000ドン(約432円)であり、南部ビンズオン省の10万1500ドン(約584円)や北部のクアンニン省の8万1000ドン(約466円)、ディエンビエン省の8万ドン(約461円)といった他地域よりも低い金額である。
ホーチミン市では世帯人数に応じた割り当てによって価格が決まり、最も安い1人月4㎥のブロックでは付加価値税と1㎥あたり2000ドン(約12円)の排水サービス料を除いて6700ドン(約39円)となっている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。