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オンライン賭博組織を運営、中国人女性2人に実刑判決
<写真:VnExpress>
バリア=ブンタウ省で15日、オンライン賭博組織を運営した罪で中国籍の女性2人に実刑判決が下された。
同省人民裁判所は、賭博を組織した罪でWu Ting Ting被告(34)と従姉妹のWu Can Sen被告(32)にそれぞれ懲役6年半と5年半を言い渡した。
この事件に関連するベトナム人計18人が賭博および賭博を組織した罪で禁固刑または執行猶予付きの判決を受けている。
検察によると、Ting被告は賭博を行う場所と設備を準備し、同被告と逃亡中のWang Rong Hui容疑者が広告運用担当者を雇い、オンライン賭博の宣伝を行なっていた。
Ting被告はHui容疑者やベトナム国外在住者と協力し、海外サーバーを使用してオンラインギャンブルを組織した。
被告らは同省に複数の家を借り、運営に必要なコンピューターやスマートフォン、SIMカードを購入していた。
また、Ting被告は雇用したベトナム人にオンライングループでギャンブルアプリの宣伝を行わせ、月700万~800万ドン(約4万〜4万6000円)の報酬とボーナスを支払っていたという。
ベトナム人従業員はオンラインギャンブルに興味を示した顧客へリンクを送り、アカウントの開設方法を教示していた。
このオンライン賭博組織は2021年4月〜7月に掛けて1万1000人の登録者を集め、取引額は14億ドン(約812万円)以上に上っており、集まった賭け金は従業員の給与支払いやTing被告の個人的な用途に使用されていたという。
同被告は法廷で「自分は首謀者ではなく中国人グループに雇われたに過ぎない」と主張し、弁護士が「Ting被告に対するいくつかの告発は事実無根である。真の黒幕はWang Rong Huiである」と弁護したが、検察はこれらの主張を退けた。
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