おすすめのプロモーション
韓国人観光客から人気が高まるベトナム、全体の30%を占める
<写真:VnExpress>
Agodaによると、パンデミック以前にタイを選択していた多くの韓国人観光客がベトナムを目的地として選択し始めている。
ベトナムは2023年1月〜5月に、外国人総訪問者数の30%を占める130万人以上の韓国人観光客を受け入れ、韓国はベトナム最大の観光市場となった。
韓国人観光客数は2019年同時期の73%に相当する。2022年にも韓国人観光客到着数がトップとなっている。
韓国人観光客の急増にはいくつかの要因があり、第一は過去20年間でベトナムにおける韓国企業の工場が増加し、韓国人のベトナムに対する理解が深まったことにある。また、ベトナムの韓国に対するビザ免除政策も好影響を与えている。
韓国で人気のリアリティ番組ではベトナムがしばしば取り上げられており、同国最大のテレビ局であるKBSのテレビ番組「バトル・トリップ」ではダナン市への旅行が取り上げられ、韓国の視聴者の間でトップ10に入る旅行先となった。
両国間のフライトが僅か5時間ということも韓国人旅行者にとってベトナムの魅力を更に高めており、釜山からダナン市へのフライトは毎日運航され、前年比86%増となっている。
また、航空券からホテルの部屋、食事、ショッピング、様々な観光アクティビティが手頃な値段で楽しめることも大きなメリットである。
韓国人観光客は主にハノイ市とホーチミン市を訪れていたが、現在の傾向ではダナン市とフーコック市、ニャチャン市に直接行くようになっているという。
韓国人観光客は個人旅行かベトナムに代理店を持つ韓国企業を通しての予約を好むため、ベトナムの旅行会社にとって韓国人観光客を誘致する上での課題である。
べトラベル社のフイン・ファン・フオン・ホアン副社長は、ベトナムの旅行会社が韓国の旅行会社と協力関係を強化し、魅力的で便利なツアーパッケージを作ることの重要性を強調している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。