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APEC証券の会長ら5人が逮捕、株価操作の疑い
2023年06月29日(木)10時07分 公開
<写真:VnExpress>
APEC証券(APS)の会長とCEOを含む関係者5人が28日、株価操作の容疑などで逮捕された。
ハノイ市警察によると、会長のファム・ズイ・フン容疑者(44)と最高経営責任者のグエン・ドー・ラン容疑者(49)、ラン容疑者の妻フイン・ティ・マイ・ズン容疑者(48)が株価操作の疑いが持たれている。
経理部長のグエン・ティ・タイン容疑者(42)と顧客サービス副部長のファム・ティ・ドゥック・ベト容疑者(41)も犯罪に関与した疑いで逮捕されたが、具体的な犯罪内容については明らかにされていない。
同市警察は6日前にAPSとアジア太平洋投資(API)、IDJベトナム投資(IDJ)の関連2社を株価操作の疑いで捜査していることを発表していた。
2021年末に3社全ての株価が数倍という異常な急騰を見せ、株価操作の疑惑が持ち上がった。
APIの株価は同年8月〜11月に掛けて、1株あたり7600ドン(約47円)から約7倍の5万ドン(約306円)、IDJは7500ドン(約46円)から約6倍の4万2000ドン(約257円)、APSは1万2400ドン(約76円)から約5倍の5万7000ドン(約349円)まで急騰した。
その後、株価は急速に下落し、API株は昨年第3四半期までに急騰前よりもさらに下落していた。最近3回の取引では3社の株が底を打っている。
ベトナム国家証券委員会は「株価操作の疑惑は個人によるもので、ベトナムの株式市場にマクロ的な影響は与えていない」と報告した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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