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ホーチミンの運河が悪臭を放つ、5兆ドンを掛けた清掃も意味なく
2023年07月03日(月)13時09分 公開
<写真:VnExpress>
ホーチミン市にあるタンホア・ローゴム(Tan Hoa - Lo Gom)運河は8年前に5兆ドン(約305億8700万円)を掛けて清掃を実施したが、現在はゴミが溢れる状態に戻って悪臭を放っている。
近隣住民のズンさんによると、運河の不快臭は酷いものであり、5m離れた場所でも家を締め切らなければ絶えられないほどであるという。
ズンさんは二人の孫を不快臭から守るため、ドアにガラスを1枚増やして空気清浄機を取り付け、辛うじて臭いが防げている状態である。
同運河にはプラスチックゴミや発泡スチロールの箱が黒っぽく油っぽい水に漂っている。
8年前の清掃後は運河は綺麗で悪臭もなかったが、暑い日には不快臭が一層と酷くなり、家族全員が親戚の家に避難しなければならないほどである。
同運河の両岸にある飲食店は残飯や排水、近隣住民はペットの死骸から古い家具に至るまで、あらゆる種類の廃棄物を運河に投棄している。
地元当局は6区・11区・タンフー区の運河沿いに衛生管理に対する看板を設置したが、既に何者かによって破壊された状態である。
同市都市環境社のチームがズンさんの自宅から500mほど離れた場所で運河の清掃を行った際には、マットレスや動物の死骸、ソファ、冷蔵庫などが発見された。
同チームのメンバーによると、同社は1日平均5~6トンのゴミを撤去しており、その大半が家庭ゴミである。
同市6区人民委員会のフイン・ミン・フン副委員長は「運河の汚染は環境保護に対する市民の意識の低さと廃水処理場の不在が原因である」と指摘している。
また、同市では廃水処理場を建設するための資金が不足しているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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