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嫉妬で彼女を25回刺して殺害、ベトナム人男性に死刑判決
<写真:tuoi tre>
ハノイ市人民裁判所は26日午後、同市タインスアン区で元交際相手を滅多刺しにして殺害した男性に対し、傷害致死罪で懲役1年、殺人罪で死刑の判決を言い渡した。
また、同裁判所は民事責任として、ホアン・ヴァン・タイン被告(25)に、被害者遺族への葬儀費用および精神的損失として2億2000万ドン(約130万円)以上の賠償を命じている。
判決文によると、美容師として働いていたタイン被告は、2020年に同じく美容業界で働いていた被害者女性U.T.P.さん(20)と交際をしていた。
2023年1月12日23時15分頃、タイン被告は同区ブオントゥアブー(Vuong Thua Vu)通り84番地にあったPさんの店前に、Pさんとその交際相手T.T.D.さん(28)と話をするために向かった。
店前に到着したタイン被告はPさん、Dさんと会話し、Pさんから「もうあなたとは交際関係には戻りたくない」と告げられた。
タイン被告はPさんに待っているように告げてナイフを購入しに行き、服のポケットにナイフを入れて現場に戻った。
その後もタイン被告はPさんと寄りを戻そうと会話を続けたが、最終的に逆上してPさんを抱きしめるとともに、ナイフで15回続けて刺した。
タイン被告はその場から立ち去ろうとしたが、10mほど歩いて振り返った際にPさんの足がまだ動いていることに気が付き、引き返してPさんを更に10回刺し、Pさんはその場で息を引き取った。
また、仲裁に入ろうとしたDさんも左腕を1回刺されている。
タイン被告は犯行後にナイフを捨ててバイクで逃走したが、1月14日に同区警察に自首した。
陪審員は「タイン被告の犯罪行為が特に重大であり、もはや人間ではない。被害者を残忍・残酷に殺害するつもりで、最後まで犯行に及んだ」としている。
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