元客室乗務員の女性、現職の同僚たちに売春を斡旋
＜写真：VnExpress＞
ベトナム人の元客室乗務員女性が10日、元同僚に1回1000～3000ドル（約14万4600〜43万3800円）の性的なサービスを仲介したとして逮捕された。
元客室乗務員のヴォー・ティー・ミー・ハイン容疑者（26）は、現職の客室乗務員と密接に連絡を取り、高級客にサービスを提供するように依頼していた。
ホーチミン市警が9日夜に、同市1区レーティーリエン（Le Thi Rieng）通りにあるホテルで性的なサービスを提供していた女性4人を逮捕したことが、ハイン容疑者の逮捕に繋がった。
ホテルで逮捕された女性のうち3人は客室乗務員、もう1人は写真モデルで、4人はハイン容疑者の誘いで売春を始めたと供述している。
女性4人は1回につき1000ドル（約14万4600円）、顧客と一夜を共にする場合は3000ドル（約43万3800円）を請求していた。
ハイン容疑者は仲介料として1回につき700万ドン（約4万2600円）を受け取り、10億ドン（約609万円）を超える収入を得ていたという。
捜査当局の調べによると、ハイン容疑者はソーシャルメディアで自身を成功した女性として宣伝し、購入した高級品や有名な場所に旅行する写真を投稿していた。
ハイン容疑者は若い女性のロールモデルであると自称し、フェイスブックには30万人以上のフォロワーがいる。
ハイン容疑者は数ヶ月前に客室乗務員の仕事を辞め、売春ビジネスを始めたことが明らかになっており、逮捕時には女性約30人を管理していた。また、女性の大半が客室乗務員とモデルであった。
顧客の大半はハノイ市とホーチミン市、バリア＝ブンタウ省の在住者で、ハイン容疑者は顧客から連絡を受けるとホテルやリゾートでのサービスを手配し、高級車で女性たちを送迎していた。
また、ハイン容疑者は自らもサービスを提供していたことが明らかになっている。
ベトナムでは売春は社会悪とされ、性の仲介は犯罪行為である。
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