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ベトナムのバンカシュアランス業界、顧客への詐欺疑惑で売上半減
2023年08月29日(火)10時38分 公開

<写真:VnExpress>
今年上半期、バンカシュアランス製品群を積極的に取り扱っている多くの金融機関は、顧客からの詐欺疑惑を背景に手数料収益が50%以上減少した。
多数の顧客から「スタッフによる誤誘導で不適切な保険商品を購入した」というクレームが寄せられ、かつて販売目標に一点集中していた多くの銀行でサービスの質が改善されつつある。
第2四半期には総合的な販売目標へと方針転換した一部の民間銀行があり、これが保険販売へのプレッシャーを軽減している。
プルデンシャル・ベトナムのフオン・ティエン・ミン総経理によると、過去7年間で保険会社と銀行双方は「多くの教訓」を得たという。
この成長期において、多くの銀行は手数料収益を優先し、保険の継続加入率といった契約維持率を二の次にしていた。しかし、最近では契約維持に焦点を当てる金融機関も出始め、昨年末の契約維持率が60〜70%を記録した銀行が増加している。
5月にはベトナム国際銀行とプルデンシャル・ベトナムが最低限の契約維持率を約束し、2036年までの提携延長に合意した。加えて、両社は顧客行動に関する基準を設ける委員会を新設し、クレーム発生時に同一の基準で対応する方針も決定している。
トップ5に名を連ねる保険会社の経営者はVnExpressの取材に応じ、提携銀行に対して契約維持率の向上が必須であることを指摘している。
さらに、ベトナム政府は7月に新たな保険業法を改定し、バンカシュアランスサービスの質向上に関する規制を発表した。
過去数年間で、多くの顧客が銀行融資を受ける条件として生命保険に強制加入させられており、ベトナム国家銀行は銀行に対して、生命保険への加入を融資の前提条件としないように繰り返し警告している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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