ベトナム・シンガポール工業団地、上半期利益が前年同期比で半減

2023年09月05日(火)09時36分 公開
ベトナム・シンガポール工業団地、上半期利益が前年同期比で半減

<写真:VnExpress>

 

ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)9社の今年上半期の利益は、前年同期と比較して大幅に減少した。

 

具体的にはVSIP社の税引き後利益は、前年同期比で55%減の4400億ドン(約26億7871万円)であった。

 

6月末の負債は前年比21%増の10兆3000億ドン(約627億610万円)に達し、その中で社債が1兆ドン(約60億8797万円)を占めている。

 

2021年7月に発行された7年債はクーポンレートが9%で、VSIP III-Binh DuongとVSIP Nghe Anの資金調達および運転資金の増加を目的としていた。

 

2022年には840億ドン(約5億1139万円)以上の債券利息が支払われた。

 

2020年以降にVSIPの利益は順調に増加し、2022年には2兆2000億ドン(約133億9354万円)を超える26%の増加を記録した。

 

このジョイントベンチャーは投資産業開発公社(ベカメックスIDC)とシンガポールのセムコープ開発公社を中心とする投資家コンソーシアムにより、1996年に設立された。

 

現在はベトナム南部のビンズオン省を含む9つの工業団地を運営している。

 

これらの工業団地には30カ国・地域からの約880のテナントが入居しており、外国からの投資総額は150億ドル(約2兆1996億円)に達した。また、これらの企業は合計で25万人を雇用している。

 

 

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