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ホイアンのインター校、授業料徴収後に突如閉校
<写真:VnExpress>
ベトナム中部クアンナム省のホイアン市に位置する「グリーンシュート・インターナショナルスクール」が、保護者から授業料を受け取った後に突如閉校となった。
同校は英国出身のキャサリン・クレア・マッキンリー氏が経営しており、同氏は現在英国に帰国しているとされる。
マッキンリー氏の帰国後、ベトナム人の校長は学校の運営状況について何も発言できないとしている。
クアンナム省教育訓練局のタイ・ベト・トゥオン局長によると、現在当局が学校の査察を行なっているという。
突然の閉校により保護者の間では返金の問題や生徒たちの将来について懸念が高まっている。
トゥオン局長によると、保護者が支払った授業料の返金は難しい状況にある。
同局は保護者と協議し、他の学校を推薦して生徒たちが新学期を迎えられるように尽力するとしており、実際に全生徒がホイアン市やダナン市近郊の他の学校への変更を決定した。
グリーンシュート・インターナショナルスクールでは、新学期の開始日が8月22日に定められていた。
同校の生徒数は95人、そのうち80人以上が外国籍の生徒で、授業料は年間3億5000万~4億ドン(約214万〜244万円)となっている。
ある保護者は子供が入学する前に既に1億ドン(約61万円)を支払っており、学校への支払い総額は推定140億ドン(約8556万円)に上ることを明らかにした。
保護者らは8月8日にマッキンリー氏からのメールで、生徒をダナン市内の別のインターナショナルスクールへ転校させることを示唆され、大きな衝撃を受けたという。
このメールには同氏がもうグリーンシュート・インターナショナルスクールの運営を行なっていない旨が記載されていたが、詳細な理由や学費の取り扱いについては触れられていなかった。
保護者らは同校に連絡を試みたが、学校側は授業料を受け取っていないとして拒否した。
グリーンシュート・インターナショナルスクールはすでに閉校となり、校舎も解体されていることが判明している。
多くの保護者はこの問題についてクアンナム省警察に被害届を提出した。
グリーンシュート・インターナショナルスクールは2014年に開校し、外国資本と連携して運営されており、カリキュラムは幼稚園〜小学校までイギリスのカリキュラムに基づいていた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。