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新型コロナウイルス孤児を支援、ダナンでホープスクールの建設開始
<写真:VnExpress>
ダナン市で16日、新型コロナウイルスで孤児になった子どもたちのための学校「ホープスクール」の新校舎建設が開始された。
このプロジェクトは同市グーハインソン区のFPTテクノロジー都市エリアの6500㎡以上の敷地に建設される予定であり、FPT社が2000億ドン(約12億1100万円)を投資し、2024年の完成を目指す。
起工式にはダナン市人民委員会とFPT社の代表が参加した。
新たに建設されるホープスクールは一部が教室として、もう一部が学生の寄宿舎として利用される。
学校内には図書館や教師のための部屋も設置され、地下駐車場も設けられる予定である。
ホープ財団のチュオン・ティ・タイン・タイン会長は、このホープスクールの建設は、パンデミックにより親を失った子供たちのためのFPT社の取り組みであることを強調している。
また、同会長は「FPTは35年にわたる運営での成功を背景に、社会発展への貢献を続け、孤児たちの支援に力を入れている。」と述べるとともに、学校設立に協力したダナン市の指導者や支援者に謝意を示した。
中でも、ユナイテッド・インシュランス・カンパニー・オブ・ベトナム(UIC)の長岡社長や、損保ジャパン・ハノイ駐在員事務所の杉山所長が、学校での交響楽団設立をサポートしている。
ダナン市人民委員会のチャン・チー・クオン副委員長は「FPTの豊富な経験に基づき、この学校が子供たちにとって最良の環境を提供することを期待している」と述べた。
ホープスクールは2022年8月に開校し、それ以前は賃貸ビルで運営が行われていた。
新校舎はコーコー(Co Co)川から約300m、海岸から2km、ダナン市中心部から11kmのFPTコンプレックスの隣に位置する。
ホープスクールの起工式は、FPTのチュオン・ジア・ビン会長が新型コロナウイルスの影響で親を亡くした1000人以上の子供たちをサポートする意向を表明してから、ちょうど2年後の出来事である。
同校ではベトナム全国から300人以上の子供たちを受け入れ、教育と生活のコストを全て負担するという。
現在、生徒たちはFPTシティ・ダナン都市エリアのFPT学校で学んでいる。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。