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貧しい宝くじ行商人を狙った残酷な詐欺、ベトナム各地で横行
2023年10月05日(木)16時54分 公開
<写真:Tuoi Tre>
経験の少ない行商人や新規オープンエージェントをターゲットにした宝くじの偽当たり券の交換詐欺が多発している。
詐欺に遭ったある行商人は、1日中かけて20万ドン(約1220円)の利益を得ているが、60万ドン(約3660円)の偽当たり券を掴まされ、3日分の利益がなくなってしまった。
被害者によると、当選チケットを偽造する方法は多くあり、本物の当選チケットをカラーコピーしたり、スクラッチ宝くじの番号を偽造する手口が多い。
ホーチミン市ビンタイン区にある宝くじ店のオーナーによると、偽の当たり券が持ち込まれることは頻繁にあるという。
同オーナーも以前、詐欺に遭った経験があり、「夜間に偽当たり券が持ち込まれたため、油断していた」と話している。
同オーナーによると、偽当たり券を交換する詐欺師は早朝や抽選時間の前後(午後4時~4時半)に現れることが多い。
偽の大当たり券の交換に関連するケースは多く、2017年9月にはドンナイ省で特賞20億ドン(約1220万円)の偽当たり券の事件が発生した。
また、2014年9月には300万ドン(約1万8300円)を騙し取られた宝くじ行商人(43)が運河に飛び込み自殺する事件も発生している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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