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ホーチミンのメトロ1号線、日本が約410億円を追加融資
<写真:dantri.com.vn>
日本とベトナムはホーチミン市のメトロ1号線(ベンタイン〜スオイティエン駅)路線に関する重要な融資協力に関する合意に至った。
この合意によって日本はこのプロジェクトに対して約410億円の公的開発援助(ODA)を提供することを約束している。
融資は日本の「経済パートナーシップの特別条項(STEP)」という枠組みの下で実施される。
これは日本の先進技術やノウハウを大幅に利用するプロジェクトに適用されるもので、ベトナムが日本の優れた技術の使用と移転を求めていることに基づいている。
今回の融資は2007年と2012年、2016年の3回の融資に続くもので、プロジェクトの資金追加とホーチミン市でのプロジェクトの完成、さらにはベトナムの持続可能な経済社会発展の目標達成に貢献することを目的としているという。
協定の署名はベトナムのファム・ミン・チン首相と日本の岸田文雄首相の立ち会いのもとで行われた。
これはチン首相の日本訪問の一環であり、両国の関係を平和と繁栄のための全面的な戦略的パートナーシップに昇格させることで合意した後に署名されている。
ホーチミン市のメトロ1号線はベンタイン駅からトゥードゥック市のロンビンデポまでの約20kmの路線で、同市初の都市鉄道プロジェクトである。
2012年に着工し、2024年の完成が予定されている。同プロジェクトはベトナム最大の都市における大量輸送公共交通システムを形成することを目的としており、日本政府からのODA融資を利用して4つの主要な契約パッケージが含まれる。
この融資協定は日越両国の持続可能な開発と地域協力を促進するための重要な一歩であり、同市の都市開発と交通インフラの改善に大きく寄与することが期待されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。