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旅行需要や道路工事が原因、タンソンニャット近辺の渋滞が深刻化
<写真:24h.com.vn>
年末の旅行需要の高まりや道路建設工事が原因で、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港周辺の交通渋滞が深刻化しており、特にコンホア(Cộng Hòa)通りやランチャーカー(Lăng Cha Cả)交差点周辺での渋滞が顕著となっている。
コンホア通りは同市の重要な交通軸であるとともに渋滞が最も深刻な箇所の1つであり、設計容量を110%超える交通量がある。
特にコンホア - ホアンホアタム(Hoàng Hoa Thám)交差点は新たな渋滞スポットとなっており、交通状況が一層悪化している。
交通量の増加は高速道路のピーク時間帯に一方通行の対策を導入しても解決されなかった。
さらにランチャーカー交差点とチャンクオックホア(Trần Quốc Hoàn)- ファントゥックズエン(Phan Thúc Duyện)交差点でも深刻な渋滞が発生しており、11ヶ月間で123回と234回の交通渋滞が発生した。
これらの地域では現在、チャンクオックホア - コンホア通りを結ぶ新しい地下道の建設工事が進行中で、道路の一部が閉鎖されており、交通の混雑がさらに悪化している。
タンソンニャット国際空港を通る乗客数も増加しており、2023年の10ヶ月間で3400万人以上が利用し、前年同期比で22%増加した。
新年を迎える旧正月のピーク期には、1日に13万5000人〜14万人の乗客が予想されており、周辺地域の交通圧力が高まることになる。
同市交通運輸局は空港周辺の交通渋滞の原因として、交通インフラの過負荷に加えて、交通規則の無視や無謀な運転が原因であると指摘している。
このため、ピーク時間帯に交通を制御する警察官がいない場合、交通の混乱や渋滞が発生する可能性が高い。
渋滞緩和策として、新しい地下道路が2024年に開通予定で、これによりターミナル3への直接アクセスが可能になる。
現在、交通運輸局は新しい通りの完成を待つ間に、空港周辺の交通量を制限し、渋滞が発生した場合に即座に実行できる遠隔地からの交通流動計画を策定している。
さらに空港近くの7つの主要交差点の信号は、中央制御センターに接続され、状況に応じて調整される予定である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。