ホーチミンの飲酒取り締まり、多くがバイクを放棄して立ち去る

2024年01月02日(火)09時41分 公開
ホーチミンの飲酒取り締まり、多くがバイクを放棄して立ち去る

<写真:Bao Moi>

 

12月30日夜、ホーチミン市のルイバンビック(Lũy Bán Bích) - トアイゴックハウ(Thoại Ngọc Hầu)交差点にて、同市警察は交通取り締まりを実施し、多くのアルコール検査違反者を発見した。

 

約20時から始まったこの検査では、多くのドライバーが協力を拒否し、その場でバイクを放置して立ち去るケースが見られたという。

 

中には最高許容レベルの2倍である0.808mg/Lのアルコール濃度を示した37歳男性も含まれ、この男性は仕事帰りに少量のアルコールを摂取したと語り、身分を明かした後に荷物を取ると言って立ち去ってしまった。

 

また、30歳前後の男性もアルコール検査を避けようと試みたが、最終的には検査に応じ、0.417mg/Lのアルコール濃度が検出された。

 

約1時間で110台の自動車と280台のバイクを対象とした390件の検査が行われ、そのうち12件が違反であることが判明した。

 

これらの違反者の多くは「短距離であった」「付き合いで避けられない飲酒であった」として、飲酒運転をしたとしている。

 

同市警察は2023年11月からアルコール検査違反の取り締まりを強化しており、これまでに約2300件の違反が発見され、罰金や免許の取り消しが行われた。

 

12月30日の全国統計によると、41件の交通事故が発生し、10人が死亡し、40人が負傷した。

 

同日、全国で7375件の違反が摘発され、17億4430万ドン(約1016万6120円)の罰金が科され、107台の自動車、2428台のバイク、その他67台の車両が一時的に押収された。

 

この中でアルコール違反は1819件、薬物違反は2件、スピード違反は1567件、車両改造違反は168件であった。

 

 

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