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ホーチミンの空気汚染が深刻化、呼吸器感染症に警戒
2024年01月10日(水)10時36分 公開
<写真:tuoitre.vn>
ホーチミン市では過去数日にわたり、PM10およびPM2.5といった微細粒子状物質の指数が標準を超えていることが報告されている。
同市天然資源環境局によると、2023年12月末の時点で微細粒子状物質の指数はベトナムの標準を超える日が多く、PM10とPM2.5の数値が標準ではない日がそれぞれ19.4%と4.5%あった。
これに伴って呼吸器系の病気が増加しており、同市疾病管理センター(HCDC)は、呼吸器感染症の増加を警告している。
また、微細粒子状物質の増加は年末に交通量が増加し、建設活動が活発になることによっても引き起こされる。
微細粒子状物質は呼吸器を介して人間の体内に入り、特にPM2.5は肺の小胞や肺静脈にまで達し、血液循環系に入る可能性がある。
粒子の長期的な蓄積は呼吸器系、循環器系、生殖系の病気のリスクを高める可能性があり、特に子供と高齢者、妊婦、心臓病や呼吸器疾患のある人が最も影響を受けやすいとされている。
対策として同市の環境汚染問題に対する社会全体の意識の向上が必要であり、また個人レベルではN95やN99といった専門的なマスクの着用、空気清浄機の使用、適度な運動と栄養の摂取が推奨される。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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