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24年に入って狂犬病が急増、保健省が警戒を呼びかけ

2024年03月14日(木)13時54分 公開
24年に入って狂犬病が急増、保健省が警戒を呼びかけ

<写真:xaydungchinhsach.chinhphu.vn>

 

2024年最初の2ヶ月間で狂犬病による死亡例が22件報告され、前年同期比で倍増した。

 

保健省予防医療局によると、狂犬病は動物から人へと伝播する危険な疾患であり、通常は神経系に影響を及ぼし、死亡率がほぼ100%と非常に高い。

 

狂犬病にかかる人は、主に犬や猫といった病気の動物に噛まれたり、引っ掻かれたり、傷口を舐められたりすることで狂犬病ウイルスに感染する。

 

ベトナムでは2022年以降、狂犬病の症例が増加しており、多くの地域で死亡例も多く報告されている。

 

特に予防医療局は最近、発症までの潜伏期間が短い、10日から15日の間の症例が出現していることを指摘した。

 

その中には、5歳以下の子供が頭部や顔を犬や猫に噛まれ、中枢神経系に近い部位で重傷を負うケースが多いという。

 

主な死因は疑わしい動物に噛まれた人が、狂犬病に対する血清を接種せず、または狂犬病ワクチンを接種しなかったり、遅れたり、十分な量を接種しなかったり、指示に従わなかったりすることによる。

 

ベトナムでは動物に対する狂犬病ワクチンの接種率は低く、一部の地域では約10%に過ぎない。

 

保健省は今後も動物から人への狂犬病感染リスクが続くと予想しており、これは犬や猫の総数に対する狂犬病ワクチンの接種率が低く、管理が不十分なためである。

 

犬や猫に噛まれた場合は、直ちに流水で傷を石鹸で15分間継続的に洗い、傷を70%アルコールまたはヨウ素アルコールで洗浄する必要があり、傷を叩くことや包帯で覆うことをしてはいけない。

 

その後、適時に医療機関へ行き、検査、診察、狂犬病ワクチンと抗狂犬病血清の注射を受ける必要がある。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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