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ベトナム南北高速鉄道、設計速度350kmの乗客輸送計画
<写真:congthuong.vn>
ベトナム交通運輸省は、設計速度が時速350kmで主に乗客を輸送する南北高速鉄道の計画を提案している。
この情報は同高速鉄道建設と重要な国家鉄道プロジェクトの実施に関する指導委員会の第2回会議で発表された。
同会議はチャン・ホン・ハー副首相が主宰した。提案によると、現在の鉄道路線は貨物輸送に切り替えられることになる。
現在までに同省は計画投資省傘下の統計総局と協力し、南北高速鉄道プロジェクトが経済に与える影響を評価した。
その結果、同プロジェクトは2025年から2037年の期間に毎年約1%のGDP成長に貢献する可能性があることが示された。
また、交通運輸省と関連機関は、資金調達計画、公債への影響評価、人材開発計画、鉄道産業の開発方向性などを再検討し、更新を完了した。
既存の鉄道路線を効率的に改修・アップグレードすることに加え、国家重要プロジェクトの投資準備手続きも進められている。
これには、東西経済回廊上のラオカイ〜ハノイ〜ハイフォン路線、南北を結ぶ鉄道路線を接続するハノイのゴックホイ〜タクロイ路線、ホーチミン〜カントー路線、ホーチミン〜ロンタイン国際空港を結ぶトゥーティエム〜ロンタイン路線、ビエンホア〜ブンタウ路線などが含まれる。
交通運輸省のグエン・ダイン・フイ副大臣によると、これらの重要な国家鉄道プロジェクトは大規模で技術基準が複雑で、多くの地域を通過するため、慎重かつ詳細な検討が必要である。
準備作業には時間がかかり、省庁や地方自治体の緊密な協力が不可欠となる。
これらの鉄道プロジェクトは経済的に大きな効果をもたらすが、財務的な利益は高くないため、国家予算が主導的な役割を果たし、投資資源の割り当てを優先する必要がある。
現在のベトナム鉄道産業は、一般的な鉄道に使用される車両、装置、部品、部材の生産が不可能で、人材は先進的な管理技術や技術に触れておらず、鉄道分野の専門家が不足している。
ハー副首相は、高速鉄道投資計画を統一された標準と規格に基づいて完成させるように交通運輸省に指示している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。