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ベトナム観光が目覚ましい回復、パンデミック前超え
<写真:nbtv.vn>
2024年第1四半期にベトナムを訪問した国際観光客数は、前年同期比72%増の460万人を超え、新型コロナウイルス流行前の2019年同期比で3.2%増となった。
国家観光局によると、1月〜3月は毎月150万人を超える観光客がベトナムを訪れ、ベトナムの国際観光市場はほぼ完全に回復した。
3月には約160万人の国際観光客を迎えており、前月比4.4%増、前年同期比78.6%増となった。
韓国が引き続き最大の送客市場となり、全体の26.6%を占める120万人がベトナムを訪れた。
続いて中国が89万人、台湾が30万人、アメリカが23.2万人、日本が17.9万人、マレーシアが14.4万人、オーストラリアが13.3万人、タイが11.9万人、インドが11.6万人、カンボジアが11.4万人であった。
北東アジアの主要市場が引き続き強い成長を見せており、国際観光客数の回復の主要な推進力となっている。
特に、中国市場は前年同期比534.5%増、韓国は52%増、日本は52.7%増、台湾は127.3%増を記録した。
東南アジアの近隣市場も好調で、マレーシアは24.6%増、シンガポールは8.6%増、カンボジアは19.1%増、フィリピンは52.6%増、インドネシアは118.5%増となった。ただし、タイ市場は18.3%減少した。
注目すべきは、ヨーロッパの市場が活発に成長しており、イギリスは15%増、フランスは29.3%増、ドイツは15.8%増、イタリアは27.1%増、スペインは26.1%増、ロシアは7.9%増となっている。
これらの市場はベトナムへの一方向のビザ免除政策の恩恵を受けており、最長45日間の滞在が許可された国々である。
同局によると、柔軟なビザ政策や観光振興キャンペーンの効果が徐々に現れ、ベトナムの観光産業にとって好ましい兆候となっている。
同局は成長傾向が今後も続くことを期待し、年間1800万人の国際観光客を迎える目標の達成に向けて基盤を築いている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。