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ベトナムの家庭内暴力、男性被害者の割合が増加
2024年05月24日(金)07時00分 公開

<写真:dantri.com.vn>
ベトナムのジェンダー平等目標に関する報告書によると、2023年に発生した家庭内暴力事件は3240件で、前年より1214件減少した。
家庭内暴力の中で最も多いのは身体的暴力であり、次いで精神的暴力、経済的暴力、性的暴力が続いた。
家庭内暴力の被害者は3193人で、そのうち82.3%が女性であった。また、男性被害者は565人で、全体の17.7%を占めた。
前年比では事件数と被害者数が減少したが、男性被害者の割合は増加傾向にある。
多くの被害者が暴力に対して忍耐し、社会的なスティグマや「恥」のために報告を避ける傾向があるという。
被害が深刻化し、長期間続くか、離婚に至る場合にのみ、公式に報告して支援を求めることが多い。
このため、統計データの収集や支援サービスの提供といった対策の実施が難しくなっている。
しかし、支援サービスの利用者数は増加傾向にあり、被害者への相談やケアの提供が進み、この指標は2025年までの目標に近づいている。
一方、家庭内暴力の加害者の83%以上が男性であり、家庭内暴力を行った2949人が何らかの処罰を受け、その中で58人は接触禁止措置を受けた。
国会社会委員会のグエン・トゥイ・アイン主査は、2023年のジェンダー平等目標の進捗について、2021年と比較してベトナムのジェンダー平等指数が15ランク上昇し、146カ国中72位となったことを報告している。
アイン主査によると、家庭内での男女の役割や地位が変化し、女性の家庭内外での独立性と平等性が向上しているという。
男性は家庭内の仕事や子育てにおいて、より多くの責任を分担するようになっており、目標3の指標のうち、3/4が2025年の目標を既に達成または上回っている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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