ホーチミン日本人刺殺事件、恨んでいた元上司に似ていた

2024年06月10日(月)10時40分 公開
ホーチミン日本人刺殺事件、恨んでいた元上司に似ていた

<写真:cand.com.vn>

 

8日にホーチミン市公安局のレー・マイン・ハー副局長は、同市で日本人男性が刺殺された事件についての進展を発表した。

 

事件は4日午前10時45分頃、同市1区ベンゲ街区にあるタイバンルン通り9番地で発生した。

 

被害者は日本国籍の男性で、逮捕された容疑者は、ビントゥアン省出身で同市7区在住のフン・ミン・チュン容疑者(28)である。

 

初動捜査によると、チュン容疑者は犯行を認め、日本人被害者とは面識がないことを供述している。

 

チュン容疑者は以前、ドンナイ省の外国人上司がいる会社で働いていたことがあり、その上司から度重なる叱責を受けていたという。

 

その結果、チュン容疑者は上司への恨みを募らせ、外国人を狙うようになったと供述した。

 

4日にチュン容疑者が凶器を携えてタイバンルン通りを歩いていた際に、日本人男性2人を見かけ、そのうちの1人が元上司に似ていると感じたため、2人に近づいて口論となった。

 

チュン容疑者は口論の最中に突然凶器を取り出し、1人の胸を刺して逃走を図ったが、すぐに逮捕された。

 

被害者は病院に運ばれたが、重傷のため死亡が確認された。

 

公安当局によれば、チュン容疑者の供述には多くの矛盾があるため、犯行動機の正確な特定には至っていない。

 

同市公安局は現在、同市1区警察と共にチュン容疑者の供述をさらに詳しく調査し、法の規定に基づいて処理を進めている。

 

 

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