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ホーチミンで日本人男性が救急搬送、忘年会でのアルコールが原因

2024年02月05日(月)12時04分 公開
ホーチミンで日本人男性が救急搬送、忘年会でのアルコールが原因

<写真:baothainguyen.vn>

 

現地メディアの報道によると、ホーチミン市で2日夜に日本人男性(53)が、忘年会後に大量の嘔吐、眠気、ふらつき、転倒する状態に陥り、同市のタムアン総合病院に搬送された。

 

搬送された日本人男性のFさんは、月に2回1〜2杯程度しかビールを飲まないが、会社の忘年会では6杯ほど摂取していた。

 

検査の結果では、血中カリウム値が低下し、血中アルコール濃度が73.44 mg/dLに達していたことが判明した。

 

さらに、脱水と電解質バランスの乱れにより急性腎障害が発生していた。

 

幸いなことに、転倒による脳への損傷等は見つかっていない。

 

アルコールは大半の臓器にとって毒性があり、特に肝臓、胃、食道、腸、膵臓、脳などに損傷を与える可能性がある。

 

血中アルコール濃度が70 mg/mlを超えると、喜怒哀楽の変化が激しくなるなど気分が変わり、最悪の場合はアルコール中毒によって混乱、反応の遅延、発言の不明瞭化、眠気、嘔吐、意識の制御困難といったの症状が現れる。

 

これらは時として生命を脅かす事態につながり、迅速な医療介入がなければ、致命的な結果になることもある。

 

適量を超えたアルコールの摂取は重篤な健康問題を引き起こす可能性があり、アルコールを摂取する際は、そのリスクを理解し、自己の限界を超えないよう注意が必要となる。

 

アルコールによる健康への悪影響は短期的なものだけではなく、長期的にも200種類以上の病気のリスクを高めることが知られている。

 

万が一、アルコール摂取後に体調不良を感じた場合は、速やかに医療機関を受診することが重要である。

 

また、アルコールを飲む際は水分を十分に摂取し、適切な食事をとることで、脱水や電解質のバランスを保つことが推奨される。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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