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ドンコイ通りでの少女誘拐事件、米国の男性がポルノ動画撮影を指示
<写真:dantri.com.vn>
ホーチミン市1区のドンコイ通りで4月に発生した少女の誘拐事件に関して、米国在住男性の関与が明らかになっており、同市警察が捜査を続けている。
事件発生時にリチャードという男性が米国から、実行犯のファム・フイン・ニャット・ヴィ被告(21)に直接指示を出していた。
ヴィ被告は16歳未満の者をポルノ撮影に利用した罪と、16歳未満の者を誘拐した罪で起訴されている。
捜査結果によると、ヴィ被告は2023年10月頃、出会い系アプリを通じてリチャードと知り合った。
約1カ月後、ヴィ被告とリチャードは同市内のホテルで会った後に同居を始めた。
この間、リチャードはヴィ被告に他の女性との性行為を映した動画を送り続けていたという。
2023年12月3日、リチャードは米国の自宅に戻った後に、ヴィ被告に「6~12歳の少女を誘惑し、ポルノ動画を撮影して送るように」とメールした。
見返りとして、リチャードはヴィ被告に金銭を渡す約束をしていた。
2024年4月3日夕方、ヴィ被告は同1区ドンコイ通り161番地で、歩道に座るNKTMさん(6)とMの弟であるLHTLさん(3)が座っているのを発見した。
ヴィ被告は子供2人の写真を撮ってリチャードに送り、対象となるかどうか訪ねた。
リチャードが同意したため、ヴィ被告は子供2人を連れて同市1区〜8区まで多くのルートを通り、最終的にビンタイン区22街区のサイゴン・パールに到着した。
4月3日〜4月7日まで、ヴィ被告はリチャードに送るための写真やポルノ動画の撮影を行った。
4月8日に同市警察はヴィ被告が借りていたアパートの家宅捜索と逮捕を行い、ヴィ被告は警察署で犯行を供述した。
同市警察はリチャードに関して、米国司法機関に相互法的援助を要請する文書を送ったが現時点で回答はないという。
また、同市警察は公安省に対して、9月1日から5年間にわたってリチャードを出入国注意対象者に登録する要請を送っている。
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