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恐怖の観光バス事故、谷底に転落で45人が負傷
<写真:cafef.vn>
ダクノン省ダクグロン郡警察は7月1日午後、クイチョー峠で観光客45人を乗せたバスが谷底に転落し、多くの乗客が負傷して緊急搬送されたことを発表した。
事故は午後1時30分頃に国道28号線で発生し、事故車両はビンズオン省トゥーザウモット市在住の運転手N.M.H.さん(50)が運転する観光バスで、ラムドン省からダクノン省へ向かっていた。
バスはクアンケー街区の国道28号線Km183+800地点に差し掛かった際に制御を失い、右側のガードレールに衝突した後、約30m下の谷底に転落・横転した。
事故によって乗客たちはパニックに陥り、多くの人が負傷して緊急搬送された。事故直後、現場に駆け付けた関係機関が負傷者の救出と搬送を迅速に行った。
運転手のアルコール検査と薬物検査が実施されたが、結果は共に陰性であった。
事故現場は急な下り坂で、急カーブが続く場所で、事故の原因はHさんの注意不足とされている。
また、車両検査は2024年3月21日に実施されていたが、検査期限は2024年6月20日であり、事故発生時点で11日間の期限切れであった。
事故に遭遇した乗客によると、事故の瞬間には大きな衝突音が聞こえ、その後バスが谷底に転落するとともに、横転して滑り落ちた。
多くの乗客が一方に押し寄せてパニックに陥り、叫び声が上がっていたという。事故車両には45人の観光客の他に、2人の運転手と1人の助手が乗っていた。
観光客は6月27日からコントゥム省のマンデン観光地を訪れており、7月1日朝に観光を終えビンズオン省へ戻る途中であった。
また、別の被害者によると、事故の瞬間に運転手が「タイヤがパンクした! ブレーキが効かない」と叫ぶ声が聞こえたという。
事故後にはHさんがフロントガラスを割って乗客を救出しており、幸いにも死亡者は出ず、被害はバス1台の破損で約4000万ドン(25万4000円)の損害であった。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。