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ハノイで22歳女性が銃殺、母親が語る最後の電話

2024年07月08日(月)07時00分 公開
ハノイで22歳女性が銃殺、母親が語る最後の電話

<写真:kenh14.vn>

 

ハノイ市で22歳の女性が死亡した事件について、母親が娘が掛けた最後の電話の内容を悲痛な思いで語った。

 

ハノイ市公安局の指導者は4日、同市ロンビエン区ゴックトゥイ街区で発生した女性の殺害事件について、捜査と容疑者の追跡を行っていることを発表した。

 

調査によると、被害者は同市ホアンキエム区ハンマー街区在住のT.Q.Hさん(22)で、3日にHさんは恋人と一緒に友人の誕生日パーティーに参加していた。

 

しかし、パーティーの途中で口論となり、Hさんと恋人が外に出た際に待ち伏せしていた犯人によって銃で撃たれた。

 

銃撃によってHさんは重傷を負い、その後死亡した。

 

Hさんの家族と近所の人々によると、Hさんの家族は母親のQさんと子供3人で暮らしていた。

 

普段からHさんは大変おとなしく、礼儀正しく、遅くまで遊びに行くことはほぼなかったという。

 

事件前夜、HさんはQさんに友人の誕生日パーティーに行く許可を求めた。

 

QさんはHさんが誕生日パーティーに行く許可を求めた時から事故の知らせを受けた時のことまでを振り返り、涙ながらに語った。

 

QさんはHさんが誕生日パーティーに行く許可を出したが、夜遅くになってもHさんが帰ってこなかったため、心配になって電話をしたという。

 

その際にHさんが「遅くなる」と話したため、Qさんは少し迷った後に同意して「早く帰るようにね」と言って電話を切って就寝した。

 

翌朝5時過ぎ、QさんのもとにHさんが事故に遭ったという知らせが届いた。

 

Qさんによると、誰に聞いても「Hさんは事故に遭って病院にいる」としか言わなかったという。

 

Qさんが病院に到着すると、Hさんの手足は既に青紫色になっていて、その時になって初めて「銃で撃たれて死亡した」と伝えられた。

 

娘の突然の死に、Qさんは「娘は何の罪もないのに亡くなってしまった。昨夜は笑顔で話していた娘が私を置いていった。まだ若く、多くの夢があったのに、なぜ…」と涙を流して嘆いた。

 

また、Qさんの隣には、悲しみに暮れる兄のVさんが座っていた。

 

Vさんは「昨夜、サッカーを見ていたので朝方まで寝なかった。眠りに就いた直後に電話が鳴り、妹が事故に遭って病院で治療を受けていることを知った」と語った。

 

Vさんは急いで病院に向かい、そこでHさんが死亡したことを告げられ、その場に崩れ落ちたという。

 

Vさんはその後、家族に知らせた。Qさんの家族はHさんの死について、当局に早急な調査と事件の真相解明を求めている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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