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ベトナム観光が好調、アジア域内旅行者が牽引
<写真:tuoitre.vn>
アジア地域内の旅行者の増加がベトナム観光の成長を牽引しており、2024年上半期に同国を訪れた国際観光客の総需要は、前年同期比で1.7倍に増加した。
アジアの主要な旅行体験およびサービスの電子商取引プラットフォームであるKlookのデータによると、韓国、台湾、香港などの北東アジア市場が主要な成長動力となった。
特に台湾からの訪問者数は前年同期比で4倍増加しており、引き続き高い成長を示している。
また、東南アジア諸国からの観光客の増加も顕著であり、インドネシアからの旅行需要は6倍、フィリピンからの需要は3.5倍に増加した。
注目すべきは、同期における米国市場からの旅行需要も2倍に増加しており、主要送客市場の回復の兆しを示していることである。
人気の観光地としては、ダナン市、ハノイ市、フーコック市、ハロン湾、ホーチミン市が引き続き多くの国際観光客を引き寄せており、特にハノイ市は前年同期比で3倍の予約増加を記録した。フーコック市も2.5倍の増加を示している。
この成長トレンドが続けば、年末の国際旅行のピークシーズンに向け、ベトナム観光業界は年間1700万から1800万の国際観光客を迎える目標を達成する見込みである。
国際観光客の増加に加えて、ベトナム人旅行者の需要も引き続き積極的な成長を示している。
注目すべき旅行トレンドが4つあり、1つ目は現地体験旅行で、ベトナム人旅行者は現地文化に溶け込み、独自の旅行体験を求める傾向が強まっている。
2つ目は短期・近距離旅行で長期休暇よりも、近隣地域や市内周辺への短期・即興的な旅行が増加しており、3つ目は歴史探訪で若いベトナム人旅行者の間で、歴史的遺産やデジタル化された観光地への関心が高まっているという。
4つ目は価値ある体験の優先で、旅行者は費用対効果の高い旅行体験を重視し、価値ある体験には積極的に金銭を使う一方で、割引やプロモーションも欠かさずチェックしている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。