おすすめのプロモーション
ハノイのメトロ3号線、7月末に高架区間で運行開始
<写真:anninhthudo.vn>
17日に開催されたハノイ市とホーチミン市の都市鉄道プロジェクト実施指導委員会の第2回会議において、ハノイ市人民委員会のズオン・ドゥック・トゥアン副委員長は、同市都市鉄道(メトロ)3号線(ニョン~ハノイ駅区間)の高架区間が7月末に運行開始予定であることを発表した。
現在、ハノイ都市鉄道管理委員会は高架区間の試運転を実施しており、交通運輸省、建設省、財務省がシステムの安全性評価と認証を指導している。また、現地検査、検収条件の確認、手続きの完了、地下区間の借款配分の契約締結、環境許可証の発行審査会の設立も進めている。
メトロ3号線は全長12.5kmで、高架区間のニョン〜カウザイ駅区間は8.5km、地下区間のカウザイ〜ハノイ駅区間は4kmである。2009年に着工し、2015年に完成予定であったが、度重なる遅延により、高架区間は2024年7月、全線は2027年に完成する予定となっている。
8つの高架駅とニョン駅の車両基地は防火検収結果が認証されており、10編成の列車は検査とステッカー貼付が完了し、駅や車両基地の設備にも検査ステッカーが貼付されている。
また、会議の報告によると、ホーチミン市のメトロ1号線(ベンタイン〜スオイティエン線)は実施期間の調整手続きが完了し、関係当局により投資資金の配分が検討されている。同市は残りの工事を完成させ、システムの試運転、防火検収、環境認証を目指して努力しており、運行開始は2024年12月の予定である。
チャン・ホン・ハー副首相は会議での指示において、ハノイ市とホーチミン市がそれぞれの路線に関して早期運行開始に向けて努力するように求めた。また、両都市の都市鉄道網の発展計画には、地域特有の要素、都市計画、発展空間、人口規模、北南高速鉄道との統合を考慮する必要があると強調した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。