おすすめのプロモーション
ベトナム証券市場、6ヶ月ぶりに低水準の取引高
<写真:znews.vn>
7月25日のベトナム証券市場は、投資家の慎重な姿勢により、取引高が約13兆ドン(約790億4000万円)と6ヶ月ぶりの低水準に達した。この日は前日の市場回復にもかかわらず、取引が低調であった。
VN指数は市場全体の資金流入の減少により、不安定な動きを見せた。特に投資家心理が依然として不安定であり、指数は一時的に1230ポイントを下回る場面も見られた。
最終的にVN指数は前日比5.28ポイント(-0.43%)下落し、1233.19ポイントで取引を終えた。
その他、HNX指数は0.92ポイント(-0.39%)下落し235.25ポイント、UPCoM指数は0.02ポイント(-0.02%)下落して94.51ポイントで終わった。
市場全体では、352銘柄が上昇し、846銘柄が横ばい、405銘柄が下落した。特に、大型株VN30の銘柄は22銘柄が下落し、4銘柄が横ばい、4銘柄が上昇した。
特に、金融・銀行セクターの銘柄は軟調であり、CTGが2%、LPBが2.6%、TCBが1.1%、SSIが3%、VPBが0.8%、VCBが0.2%下落した。
また、HVN(制限値幅下限)、HPG(-1.3%)、FPT(-0.8%)、VRE(-2.2%)などの主力銘柄も市場全体の下落を後押しした。
ベトナム航空(HVN)の株価は、2024年初頭の高値から45%下落し、5月初旬以来の最低水準に達した。投資家の不安が高まる中、これは10営業日連続の下落となった。
一方、クオック・クオン・ザライ(QCG)の株式は、元CEOのグエン・ティ・ニュー・ロアン氏の逮捕により5日連続で制限値幅下限に達し、流動性も失われている。
また、LDG投資(LDG)の株価も、破産手続きを求める訴訟が発表された後、大幅に下落した。
一方で、VIC(+1.7%)、BCM(+3.3%)、GVR(+0.9%)、REE(+2.2%)、BVH(+1.8%)、DGC(+0.9%)、PGV(+1.3%)、BSI(+2.4%)、SCS(+2.5%)、KBC(+0.9%)などの銘柄が市場を支えた。
外国人投資家はこの日、主にSSI1を560億ドン(約3億4000万円)、TLGを700億ドン(約4億2000万円)、VHMを570億ドン(約3億4200万円)で純売り越しを記録した。
一方、SBTは750億ドン(約4億5750万円)、FPTは240億ドン(約1億4400万円)、BIDは170億ドン(約1億200万円)の買い越しを受けた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。