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ホイアンの日本橋、修復完了式典が開催
＜写真：tuoitre-vn＞
8月3日、ホイアン市とクアンナム省は「来遠橋（日本橋）」の修復完了を祝う式典を開催し、修復プロジェクトは19ヶ月にわたる困難を乗り越え、無事に完了した。
修復プロジェクトを振り返り、ホイアン市人民委員会のグエン・ヴァン・ソン主席は、日本の専門家とホイアン市民の協力がなければ、プロジェクトは予定通りに進まなかったと述べた。
また、ソン主席は400年の歴史を持つチュア・カウが、定期的な洪水や長期間の修復不足により深刻に劣化していたことを指摘した。
2016年に開催された修復に関するワークショップを契機に、大規模な修復プロジェクトが始動し、2022年12月28日に正式に着工された。
修復作業は科学的、歴史的、文化的、法的手続きを十分に考慮しながら進められた。
クアンナム省人民委員会のファン・タイ・ビン副主席は、修復の結果に対する意見が分かれることは正常であり、それは来遠橋やホイアンを愛する多くの人々の存在を反映していると述べた。
また、地域や省、文化部門は今後も遺産の保存と価値の発揮に努めていくと強調した。
修復を担当したホイアン文化遺産保護センターのファム・フー・ゴック所長によれば、プロジェクトの総予算は約202億ドン（約1億1499万8600円）で、そのうち133億ドン（約7696万7250円）が建設費用として使用された。
予算はクアンナム省とホイアン市の半々で賄われた。
修復作業の結果、建物の形状や構造はほぼ完全に保たれ、使用された木材の60%、瓦の30%、屋根の皿の80%、動物像の35%が元の位置に再設置された。
また、基礎部分や木材の補強、周辺環境の整備も行われた。
今回の修復により、チュア・カウは安定性と持続性が強化され、ホイアンの文化遺産として長く存続することが期待されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
