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ザ・コーヒーハウス、ダナンでの営業を突然停止
<写真:dantri.com.vn>
ベトナムで有名なコーヒーチェーンの「ザ・コーヒーハウス(The Coffee House)」は最近、カントー市とダナン市における全店舗の営業を突然停止した。
この決定は多くの消費者に驚きをもたらした。過去1年間で同チェーンは全国で約40店舗を閉鎖しており、今回の動きはその一環と見られている。
カントー市では、2018年9月に最初の店舗が開業し、その後も順調に拡大していたが、5年以上にわたる営業の末、全店舗が閉鎖された。
ダナン市でも、2017年5月にタンケー区で最初の店舗をオープンし、最盛期には6店舗を展開していたが、7年以上の営業を経て、こちらも全店舗の閉鎖を決定した。
また、ハノイ市でも一部の店舗が静かに閉鎖されており、ホアンキエム区のブイティスアン通りや、バーディン区のキムマー通り、ハドン区のグエンキエン通りなどでその兆候が見られる。
さらに、2023年3月には、ハティン市の店舗も閉鎖された。
ザ・コーヒーハウスの広報担当者によれば、これらの閉鎖は事業運営の方針に基づくものであり、現在の経済環境に適応するためのコスト最適化が理由である。
担当者は「コストを最適化し、全体の事業効率を向上させることが最優先事項であり、これにより全システムの健全な運営が可能となる」と述べた。
同チェーンは現在、オンライン販売とアプリケーションの開発にも力を入れており、オンライン取引が日々の総取引の約50%を占めることもあると報告されている。
チェーンのCEOであるゴ・グエン・カー氏は、オンラインストアを単なる販売の場にとどまらず、マーケティングツールとしても活用する「デジタルストア」と位置付けているという。
ザ・コーヒーハウスは2014年にグエン・ハイ・ニン氏によって設立され、現在はJunoやHnossなどのブランドを所有するSeedcom社によって運営されている。
2024年7月末時点で全国に115店舗が残っており、これは約1年前の154店舗から約40店舗の減少を意味する。
現在はハノイ市、ホーチミン市、ハイフォン市などの主要都市を含む複数の省市で営業を続けている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。