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ホーチミンで流行する麻疹、過去4週間との比較で2倍以上増加
2024年08月26日(月)07時00分 公開
<写真:tuoitre.vn>
ホーチミン市では、8月12日から18日の間に100件の麻疹疑いの発疹症例が報告され、過去4週間と比べて2倍以上の増加が見られた。
新学期開始を目前に控え、医療当局は感染拡大の抑制に向けた取り組みを強化している。
8月22日に行われた経済・社会に関する記者会見で、ホーチミン市疾病管理センター(HCDC)のグエン・ホン・タム所長が、同市における麻疹の状況について報告した。
報告によると、1月1日から8月21日までに記録された麻疹疑いの発疹症例は353件に達している。
確認された陽性例および臨床的に診断されたケースのうち、23%は9カ月未満の乳児、57%は9カ月から5歳の幼児、残りの約20%は5歳以上の子供であった。
このことから、従来の予防接種対象年齢である9カ月から5歳の子供に加え、接種対象外である9カ月未満の乳児や5歳以上の子供にも感染が広がっていることが明らかになっている。
タム所長は、麻疹の増加の一因として、過去に予防接種が中断されたことによる集団免疫の低下を挙げた。
これに対応するため、保健局は感染拡大防止に向けた一連の対策を打ち出している。
麻疹の早期発見と封じ込めを強化し、予防接種の啓発活動を推進するほか、子供の予防接種リストを確認し、1歳から5歳の子供に対する麻疹ワクチン接種率を95%以上に引き上げることを目指すという。
また、重症化リスクが高い子供を保護するため、病院での予防接種を実施し、感染予防のための指導を行うなどの対策が取られている。
さらに、市内の各医療機関に対して、予防接種の徹底を求めるとともに、補完接種の取り組みを強化するように指示が出された。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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