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超大型台風ヤギが接近、本日夜は北部で暴風雨の見込み
＜写真：phapluat.tuoitrethudo.vn＞
中国南部で猛烈な風雨をもたらした超大型台風ヤギが、6日夜に北部およびタインホア省で強風、大雨、雷雨を伴って接近する見通しである。
ベトナム国家水文気象予報センターによれば、台風ヤギは現地時間の午前4時時点で、中国海南島の約200km北、クアンニン省から約620kmの北海上に位置していた。
台風の最大風速は時速201kmに達し、カテゴリー16の超大型台風として、西向きに時速20kmで急速に移動中である。
6日夜までに北部湾に進み、風速カテゴリー13～14（時速134～166km）、突風はカテゴリー17に達する見込みであり、西北西方向に向かいながら時速15～20kmで進行すると予測されている。
台風の進行速度が速いため、ベトナムへの上陸は7日昼頃と見込まれ、最初に台風の中心が到達するのはクアンニン省からハイフォン市にかけての地域となる可能性が高い。
上陸時の風速はカテゴリー10～12（最大時速133km）、突風はカテゴリー14に達する見込みである。
その後、台風はベトナム北部内陸に進み、強風はカテゴリー6～8（最大時速74km）、突風はカテゴリー9～11に達する。強風が最も激しくなるのは7日朝から夕方にかけてと予想されている。
台風ヤギの影響範囲は広く、6日昼頃から北部湾東部（バクロンビ島を含む）では風速カテゴリー6～7の強風が発生し始め、夜にはカテゴリー8～9に達する。
さらに、台風の中心付近ではカテゴリー12～14（突風カテゴリー17）に達し、海は非常に荒れ、波の高さは2～4mから6～8mに達すると見込まれている。
また、ベトナム本土でも6日夜から7日朝にかけて、クアンニン省からタインホア省沿岸で強風がカテゴリー6～7に達し、その後カテゴリー8～9、台風の中心付近ではカテゴリー10～12、突風はカテゴリー14に達する見通しである。
北部内陸では強風はカテゴリー6～8、突風はカテゴリー9～11に達すると予想されている。
大雨も予想されており、6日夜から9月9日朝にかけて北部およびタインホア省で総雨量が100～350mm、場所によっては500mmを超える可能性がある。
特に北部東部では7日日中と夜にかけて集中豪雨が予想されている。低地や都市部では洪水のリスクがあり、川や小さな渓流では鉄砲水、山間部では土砂崩れの危険性もある。
これに対応して、ベトナム民間航空局は7日に北部の4空港で飛行機の運航を停止すると発表した。
クアンニン省のバンドン空港は4時から16時まで、ハイフォン市のカットビ空港は5時から16時まで、ハノイのノイバイ空港は10時から19時まで、タインホア省のトースアン空港は12時から22時まで閉鎖される。
一方で、台風ヤギは中国南部でも強い風雨をもたらし、学校の閉鎖や多くの航空便の欠航が続いている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
