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8月末までの国際観光は1140万人、日本人は46万人
<写真:vneconomy.vn>
2024年1月からの8ヶ月間で、ベトナムを訪れた国際観光客の総数は1140万人に達し、前年同期比で46%の増加を記録した。
8月には143万人の訪問があり、前月比で24.5%、前年同月比で約18%の増加を示している。
観光客数の大半は韓国と中国からで、全体の約半数を占めた。特に韓国からの訪問者は全体の26%を占める300万人を超え、ベトナムにとって最大の市場となっている。
中国が240万人、台湾が85万人、アメリカが53万人、日本が46万人と続いた。
また、オーストラリアやインドなどの市場も顕著な成長を見せており、オーストラリアからの訪問者は前年同期比で25%増加、インドは26%増加している。
ベトナム政府は近年、観光産業の振興を目的にビザ政策の緩和や積極的なプロモーション活動を行っており、特に欧州市場は42.7%の成長を見せた。
主要市場であるイギリス、フランス、ドイツ、ロシアなどからの訪問者が増加している。
8月に開催された「ワールド・トラベル・アワード2024」では、ベトナムが「アジアの主要観光地」や「アジアの主要自然観光地」といった多くの賞を受賞し、国際的な評価が高まっている。
今後の展望として、ベトナムの観光業界は9月から4月までの繁忙期に向け、さらなる訪問者数の増加が期待される。
2024年には年間1700万人から1800万人の国際観光客を迎える目標を掲げており、観光業がGDP成長率に与える影響も大きくなると見込まれている。
航空業界も国際線の需要が回復しており、同期間の国際線旅客数は32.4%増加した。しかし、国内線の利用者は17.3%減少している。
国際観光の回復が進む中、国内観光のテコ入れが今後の課題となる可能性がある。
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