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ベトナム政府、中央直轄都市フエ市の設立を承認
<写真:tuoitre.vn>
ベトナム政府はフエ市を中央直轄都市として設立する案を正式に承認した。
10日に行われたトゥアティエン=フエ省人民委員会の発表によると、政府は同省の提案に基づき、フエ市の中央直轄都市昇格に関する審査会議を開催した。
会議はグエン・ホア・ビン副首相が議長を務め、2025年までにフエ市が中央直轄都市となるという政治局の第54号決議について言及された。
同提案は同省の住民の強い要望と合意を反映しており、政治的にも重要な意義を持つことが強調されている。
フエ市の昇格により、同市のみならず中部地方全体に新たな発展の推進力をもたらし、国家全体への貢献が期待されている。
会議では審査会のメンバー全員が提案に賛同し、フエ市を中央直轄都市とすることは党の方針や政府の計画に沿った適切な措置であると確認した。
さらに「中央直轄フエ市」という名称は、地域の歴史や文化的伝統にふさわしく、トゥアティエン=フエ省の有権者の98.67%の支持を得ていることが報告された。
また、審査会はフエ市が中央直轄都市に昇格する際の行政区画再編案を承認した。
新たなフエ市は2つの区、3つの市社、4つの郡からなる9つの行政単位と、78の村、48の坊、7つの町からなる133の下位行政区で構成される予定であり、8つの行政単位が削減される見込みである。
ビン副首相は審査会の全会一致を受け、トゥアティエン=フエ省に対し、直ちに中央直轄都市としての基準を満たすための計画を策定し、行政機構の整理と人材配置の課題に迅速に対応するように指示した。
さらに、不要となった公共施設や資産を効率的かつ法的に適切に活用する計画の策定も求めた。
内務省はフエ市の中央直轄都市設立案を速やかに最終化し、2024年10月に開催予定の第15期国会第8回会議に提出する予定である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。