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マクドナルド・ベンタイン店、10年の営業を経て閉店

2024年09月19日(本日)07時00分 公開
マクドナルド・ベンタイン店、10年の営業を経て閉店

<写真:tuoitre-vn>

 

ホーチミン市中心部に位置するマクドナルド・ベンタイン店が、9月19日午前2時をもって閉店することが明らかとなった。

 

これは同店舗が開業してから10年目のことであり、地元消費者にとって大きな驚きである。

 

同店舗は観光名所であるベンタイン市場に近く、ブイビエン通りにも隣接する極めて中心的な立地で知られていたため、閉店のニュースは大きな反響となった。

 

マクドナルド・ベトナムは、9月16日に公式ファンページでこの決定を発表したが、具体的な閉店理由については明かしていない。

 

しかし、同エリアの高い賃料が大きな負担となっていると指摘されており、賃料の高騰が原因であるとの推測が広がっている。

 

同店舗は24時間営業で、若者や観光客が深夜に集う場としても人気が高かった。

 

ベンタイン市場近くという利便性もあり、多くの人々が同店がメトロ開通後も営業を続けることを期待していたが、今回の閉店決定により期待は叶わないものとなった。

 

マクドナルド・ベトナムは、今回の閉店を受けても全国で35店舗、ホーチミン市内においては約17店舗の営業を続けるとされている。

 

しかし、この閉店はスターバックスの一部店舗が中心部から撤退した流れに続くものであり、ベトナムの食品・飲料業界における変動の一端を示すものである。

 

海外の大手ブランドはベトナム国内で高まる賃料や運営コスト、消費者行動の変化に直面しており、国内外のブランド間での競争も激化している。

 

業界専門家によれば、スターバックスやマクドナルドはコスト削減やビジネス効率化を目的とした再構築計画を進めている可能性があるが、今回の閉店は今後の市場環境に適応するための戦略的な調整を反映しているという。

 

消費者の中にはこれらの老舗店舗の閉店を惜しむ声も多く、ベトナムでの新たな飲食体験やサービスの象徴としての存在感が失われることを嘆く声が聞かれている。

 

一方で、大手ブランドが撤退することにより、他の新興ブランドが同じ立地に進出する可能性も示唆されており、今後の市場動向に注目が集まっている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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