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トイレに閉じ込められた女性、救急通報センターが無事救助
<写真:lifestyle.znews.vn>
ホーチミン市で、外国人女性観光客がホテルのトイレに閉じ込められる事件が発生したが、緊急通報センター115の迅速な対応によって無事救出された。
この事件は1区のホテルで発生し、観光客は鍵が壊れたトイレから約30分間出られず、周囲に助けを求めることが不可能な状態であった。
事件発生時、ホーチミン市の緊急通報センター115に勤務していた看護師のホアン・ティ・トーさんが、助けを求める外国人女性からの電話を受けた。
外国人女性の状況説明では、ホテルの具体的な住所が不明であったが、1区に滞在していることが分かった。
トーさんはすぐに外国人女性の健康状態を確認し、安心させるために状況を把握し続けた。
その後、当直の責任者であるドン・ゴック・ヒエン医師が対応を引き継ぎ、外国人女性が滞在しているホテルの名前を突き止めた。
地図を使ってホテルを特定し、センターの調整員がホテルのホットラインに連絡を取った。
ホテルのスタッフはすぐに対応を開始し、1区内にある3つの支店にこの緊急事態を報告した。
救助活動が進められる間、ヒエン医師は外国人女性と電話で連絡を取り続け、15分後に無事救出された。
今回の出来事に感謝した外国人女性観光客は、ホーチミン市医療局に感謝の手紙を送り、115緊急通報センターの冷静でプロフェッショナルな対応を称賛した。
ホーチミン市では、2030年に向けた緊急医療サービスの高度化計画の一環として、115緊急通報センターの機能を強化し、より効率的な救急対応を目指している。
自動電話番号位置特定や多言語対応ソフトウェアなどのテクノロジー導入がその鍵となる。
ホーチミン市は多くの外国人観光客を引きつける大都市であるため、緊急連絡番号(113、114、115)の周知をホテルや観光地で進めることが、安全性の向上に不可欠である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。