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ベトナム人学生に人気の留学先、日本は2位
<写真:thanhnien.vn>
2023年末時点で14万人を超えたベトナム人留学生にとって、韓国や日本、オーストラリア、アメリカなどが最も人気のある留学先となっている。
このデータは、9月30日に開催された「留学コンサルティングサービスに関する行政管理セミナー」で、ベトナム教育訓練省の国際協力局によって発表された。
同局によると、2023年末までにベトナムからの留学生は合計20万人を超えており、これはコロナ禍以前の2020年に比べ1万人以上の増加を示している。
ベトナム人学生の最も人気の留学先は韓国であり、韓国教育開発院(KEDI)の統計によれば、2023年4月時点で韓国におけるベトナム人留学生は4万3300人以上であった。
次いで日本が2番目に人気の留学先となっており、日本学生支援機構(JASSO)のデータによると、3万6300人以上のベトナム人が日本に留学している。
特に注目すべきはオーストラリアで、2022年比で46%以上増加し、現在では3万3000人近くのベトナム人留学生が在籍しているという。
これはオーストラリアにおける留学生全体の上位5カ国に入る規模である。
アメリカも依然として人気の留学先であるが、アメリカ移民税関執行局(ICE)によると、コロナ前のベトナム人留学生数は3万7200人を超えていたが、2023年末時点では約3万1300人に減少した。
その他のトップ7には台湾、中国、カナダが含まれる。
ベトナム教育訓練省のグエン・ヴァン・フック副大臣によれば、ベトナムは世界でも有数の留学生数を抱える国であり、その数は増加の一途をたどっている。
この動向はベトナムの学生にとってグローバルな知識へのアクセスを広げる機会であるだけではなく、高品質な人材育成と国際社会への貢献にもつながるとされる。
大多数のベトナム人留学生は、留学コンサルティングセンターを通じて海外に出ており、この需要の増加に伴いコンサルティングサービスも拡大している。
国際協力局によると、現在2800以上の留学コンサルティング機関が活動しており、その多くがハノイ市とホーチミン市にある。
留学コンサルティングサービスの管理と品質監督には課題が多く、近年では偽留学コンサルティング事業や、違法な国外渡航を斡旋するといった法的違反行為が一部で発生している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。